経験者について

 登山は危険なスポーツではありますが、要所を押さえることにより、雄大な自然に触れることができる楽しいひと時を提供してくれるチャンスでもあります。しかし自然は優しい反面、時に牙を向けることがあるので注意しましょう。そんな時に頼もしい存在として登山の経験者らがいます。どれだけ山に登れば経験者と言われるのか?明確な定義はありませんが、少なくとも同じ山を複数回登っている人と考えるべきであり、自他共に過信は禁物です。特に登山の初心者の場合には、経験者と行動を共にすることが大切であり、山では経験者の指示に従い、自分勝手な行動はせず、経験者でこそ知る登山の楽しみや危険を教わることも登山の醍醐味です。なお登山経験者が知っておくべきことは、その山の特性や道順はもちろんですが、天気図の見方、救急法の心得なども必要不可欠です。一方で登山経験者であれば、より難しい登山コースを目指そう考えがちですが、経験者であるからこそ謙虚な心構えが必要であり、臆病ではなく油断せず、常に最悪の事態を想定し、行動を共にする人に迷惑を掛けず、気を配れる、そんな人こそが真の経験者と言えるのではないでしょうか。
初めての登山

(c)初めての登山